京都パティスリー巡り⑧『pâtisserie Tendresse / パティスリー タンドレス』

こんにちは!

京都旅行最終日は一条寺にあるパティスリー タンドレスさんへ。営業日はあわせて旅行の日程を組んだので問題ないのですが、営業時間や混雑度の関係で土日の訪問は見送り、最終日に伺いました。

タンドレスさんはイートインの開始時間はオープン1時間半後の13:00なのですが、京都にある数あるパティスリーの中でも特に人気のお店なので早めの時間帯に行かないとケーキが売り切れの可能性があるということで、どのようなスケジュールが最適かホテルでずっと考えていました…持ち帰りにすれば良いかなとも思いつつ、タンドレスさんのお菓子は極めて繊細ということなので、持ち運びは避け、今回はイートインを利用。

pâtisserie Tendresse / パティスリー タンドレス

一条寺駅から徒歩10分程。市バス利用の方は一条寺木ノ本町という停留所で降りると徒歩5分程で着くようです。ちなみに私は旅行最終日ということで荷物が多めだったので、少しでも歩く距離を減らしたいと思い、一条寺木ノ本町の次の停留所、一条寺下り松町で降りました。こちらの停留所からは徒歩3分程で到着します。

住宅街の中にあり、隠れ家的な雰囲気。まさに外観は一軒家そのものなので、少し驚きました。土・日・月曜日の3日間のみ営業というのも珍しいですよね。

私が伺った週のラインナップはこのような感じ。毎週メニューが変わるとなると全てが一期一会なのでワクワクしますね!近所に住んで毎週伺いたい…京都に引っ越したくなります…

実食

11:40頃に到着。ケーキを選んだあとは入口前にあるベンチで待たさせていただくことに。待っている間もマダムが逐次気にかけてくださり、心が温まりました。元々早めに開きますねとおっしゃってくださっていたのですが、12:30前には席に案内していただきました。まだ寒い時期だったのでありがたい限りです。

ムース・ココ

一番気になっていたケーキ。

表面のメレンゲが軽く炙られているのも素敵。

さっくりとしたビスキュイに軽いココナッツムース。ココナッツムースがとにかく軽くて。口どけが良いというよりエアリーで口に入れた瞬間に消えてなくなってしまうような感覚。また甘さは控えめでココナッツの風味が上品。ふわっとココナッツの香りが鼻を抜けていくような上品さで、ビスキュイの香ばしさ、ほのかな甘みと絶妙なバランス。

アカピュルコ

甘酸っぱいフランボワーズジャムがサンドされたアーモンドの生地に、チョコレートクリームとオレンジキュラソー香るムースという構成。

フランボワーズジャムは粒入りでプチプチとした食感が良いアクセントに。そして爽やかなオレンジと濃厚でほんのり苦みのあるチョコレートは言うまでもなく相性抜群。ちなみにオレンジキュラソーはあくまでも香りづけといった印象でお酒感はほとんどないのでお酒のきいたお菓子が苦手な方でも楽しめるかと。

こちらも全体的にさっぱり軽やかな印象が強いですが、チョコレートが程よく濃厚なのでバランスが良く、1つで満足感も得られるケーキでした。

デリシュー

今回いただいた中で最も甘みが前面に感じられた印象。とはいえ、甘ったるさなどは微塵もなく、小さめサイズですが程よい満足感が得られるケーキ。

バニラの甘い香りが甘美なバタークリームのお菓子。

断面はこのような感じ。サクサクの香ばしいアーモンドメレンゲと口どけの良いバニラのムースリーヌ。ナッツの香ばしさとバニラの甘い香り、バタークリームのコク、一見重そうな気がしますが、これが信じられない程軽やかで。メレンゲとヌガーの食感も楽しく、気が付いた時には最後の一口。

ポンス・ノワゼット

こちらは冷蔵の焼き菓子。

ザクザクカリカリのコーヒーとヘーゼルナッツの生地の間にプラリネとミルクチョコレートのクリーム。商品の説明にも「力強い。」と記載があった通り、かための食感で逞しさすら感じられるお菓子でした。ナッツの香ばしさ、チョコレートコクの中で控えめに感じられるコーヒーの風味が良かったです。

パイナップルのジャム ホワイトラムとバニラ風味

ホワイトラムとバニラの風味ということで、気になり購入。

こちら非常に美味しくて、バゲットにもあうし、チーズにもあうし、ヨーグルトにもあうし…そのまま食べても絶品。

甘酸っぱく、フレッシュさ残るパイナップルとあまーいバニラの香り。そこにホワイトラムがガツンときいていることで、味が引き締まり、またキレのある味わいに。

先日も販売されていたようなので、またいつか出会えるといいなと思いつつ、早く京都に行ける日を楽しみにしています。

感想

上記の他にケック・オ・テ・ヴェール・センチャを購入。家族へのお土産の一つということで買いましたが、自分もちゃっかりいただきました。煎茶の香りはもちろん、アーモンドとカリカリのグラニテ生地の食感がアクセントになっていてこちらも非常に美味しかったです。

生菓子も焼き菓子も美味しいのはもちろん、またマダム含めお店の方々の対応も素晴らしく、近所の方が羨ましい限り。

緊急事態宣言が出てからも、毎週メニューが公開されるのが楽しみで。早く自由に旅行できる状況に戻って欲しいですね。

お店の情報

pâtisserie Tendresse / パティスリー タンドレス

  • 住所:京都府京都市左京区一乗寺花ノ木町21-3
  • 営業時間:11:30~19:00(但しイートインは13:00~18:00)
  • 定休日:火曜日〜金曜日
  • 公式ホームページ:http://tendresse.jp/sp/

最後までお読み下さりありがとうございました。



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